兄様から突然、
お花を一輪貰いました。
まだまだ
か細い蕾だけど、
淡い黄色に色付いた
小さな薔薇です。
奇人変人+変態の兄様が
一体どのような
風の吹き回しで
御座いましょうかと、
警戒心を顕にしてしまう
(※過去の
制服強要による
完璧なトラウマです)
特定の肉親不審な
ちんちくりん
めぐ氏です(;^_^A
『職場のオバチャンに
なんか知らんが
押し付けられたから
お前さんにやるよ』と、
半ば強引に
手渡されたのですよ。
有無も言わさず
お花を手渡され、
戸惑いつつも
兄様にお礼を言って
自分のお家に戻り、
取り敢えずお花は
グラスに指しながら、
この一連の出来事を
妹ちゃんに
電話で報告すると
『お兄ちゃんから
花貰ったことあるの
お姉ちゃんが
初めてだねっ!』と
明るく笑い飛ばされて
しばし呆然——。
きっと、
タイミング的に
たまたまその場に
居合わせていたから
貰えたのだろうけど。
そっか、初めてかぁ。
妹ちゃんとの
電話を終了した後、
黄色い薔薇を
眺めていたら、
お部屋はパサパサに
乾燥しているのに
目尻だけ水分が
滲んできました。
——ぶっきらぼうで
俺様的な口調と
ゴツゴツした
無骨な手から
差し出された
可愛いお花が
なんとも不恰好で
ついつい口元が
綻んでしまうのですよ(^.^)
小さな蕾が
大きく咲いちゃう前に
この黄色い薔薇に
似合う花瓶を
買わなきゃね(^o^)v
それから、
たまには
兄様のことを
"お兄ちゃん"って
呼んでみようかな
照れ臭いけれど。
気が向いたら
………だけど(o^v^o)
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